鎌倉市で削らない歯科・歯医者なら自由診療のKAZUデンタルクリニック
【診療時間】9:30-12:30 / 14:00-19:00 ※土曜午後 14:00~17:00
【休診日】月曜・日曜・祝日
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ボツリヌス菌が生成する毒素である「ボツリヌストキシン」を注入して筋肉の働きを緩和する治療法です。以前より眼瞼・顔面痙攣の治療、美容外科ではシワ取りやエラの縮小などで行われていおり安全性が確立されています。
歯科の分野では、噛む力に関係する咬筋の緊張や働きを和らげることによって、歯ぎしりや食いしばり、顎関節症などの様々な症状の緩和・改善が期待できます。
使用薬剤はボツリヌス菌から抽出されるたんぱく質の一種であり、ボツリヌス菌そのものを注射するわけではないので、ボツリヌス菌に感染する危険性はありません。 歯科医院におけるボツリヌス療法は、外見だけにフォーカスする美容診療とは異なり、「医療」としての治療となります。当院では治療前に咬筋の筋圧を測ります。

咬筋ボツリヌス治療の当院使用製剤は 「Hugel社のボツラックス」です。 KFDA(韓国食品医薬品安全庁) に医薬承認された効果と安全性の高い製剤です。 製品純度が高いアラガン社のボトックスビスタとのジェネリック薬品(後発薬品)となっており、 効果や持続期間も同等です。
44,000円(税込)/ 左右施術
側頭筋は咬筋と同じくらいの筋力を持っており、場合によっては咬筋の代わりに側頭筋が発達してしまうことがあります。噛みしめによる筋肉疲労が起こると、関連痛として歯に痛みを感じることもあります。
咬筋ボツリヌス療法で偏頭痛や肩こりが改善しない場合、側頭筋にもボツリヌス療法を行うことで改善が見られることがあります。
この場合、咬筋の施術とはタイミングをずらし、2〜3ヶ月程度あけてから側頭筋の施術を行います。 また、咬筋同様に筋電計で筋肉の状態を測定し、効果を判定します。
44,000円(税込)/ 左右施術
側頭筋の過緊張による顎関節症とは、顎の筋肉の痛み、頭痛、肩こり、開口障害、顎関節の音などを引き起こす、顎関節症の代表的なタイプ(I型)です。ストレスや不適切な癖により、側頭筋や咬筋といった咀嚼筋が緊張し、硬くなることで顎関節に負担がかかり、様々な症状が出現します。



「ホルター筋電計付刺激装置 MyOnyx」と「TRIODE 電極 3402M」を使用して、咬筋の筋力を測定します。検査により咬筋の状態を正確に把握できるため、より効果的な予防や治療に役立てることが可能です。
所要時間:10分
費用:保険内

噛み癖が原因の可能性がありますので、意識して改善することが大切です。 そのままにすると、強い側の歯に負担がかかり、歯の損傷につながることがあります。 また、補綴物の噛み合わせに問題がないかも合わせて確認する必要があります。
マウスピースの装着や筋肉のマッサージ、咬筋へのボトックス注射などの治療が推奨されます。 放置すると、顎関節の不調や歯ぎしり・食いしばりの悪化を招き、歯の割れや詰め物・被せ物、入れ歯の損傷につながる恐れがあります。 さらに、歯周病や虫歯、知覚過敏の進行、頭痛や肩こり、そして顔の筋肉の過剰発達による老け顔などの症状が現れる場合もあります。