ブリッジ治療
ヒューマンブリッジとは
「ヒューマンブリッジ」は2012年に日本で始まった治療法です。通常、歯を失ってしまった場合の選択肢として「インプラント」「ブリッジ」「入れ歯」が考えられますが、「ヒューマンブリッジ」はそれらのデメリットを払拭し、患者さんの負担に配慮した治療を実現することができます。
韓国、アメリカでは広く普及しており、日本では2012年より行われている治療法です。
ヒューマンブリッジのしくみ
通常のブリッジは欠損している歯の両隣の歯を大きく削り、歯と歯を橋渡しするようにかぶせ物を装着します。インプラントのような手術を伴いませんが、健康な歯を大きく削らないといけません。
ヒューマンブリッジは特殊な装置を両端の歯に装着して歯を固定しますので、ほとんど歯を削らずにブリッジを装着することができます。
<ヒューマンブリッジのしくみ>

特殊な装置を歯に装着

ほとんど歯を削らずにブリッジが完成します。
ヒューマンブリッジのメリット

ヒューマンブリッジは以下のようなメリットがあります。
- 手術がなく、痛みも生じにくい
- 治療を効率よくすることが可能
- 費用を抑えられる(インプラント、入れ歯と比較した場合)
今まで費用やインプラントへの抵抗が原因で治療をあきらめていた方も、ヒューマンブリッジであれば負担を抑えることができます。
3DRブリッジ
3DRとは「3rd Dental Restoration」の略で、入れ歯・インプラントに続いて新しく登場した3ステージ目の義歯という意味です。残っている歯に密着させて装着する形なので、基本的には歯を削る必要がありません。
また、装着時にかかる他の歯への負担が義歯と比べて少なく、装着時の違和感もほとんどない装置です。
3DRブリッジの特徴
3DRは固い歯で支えるためにぐらつくことなくしっかり固定でき、自分の歯に近い噛みごたえが実現。食事も美味しくいただけます。
薄くて丈夫な金属素材を歯の裏側にピタリと密着させるので、付けている違和感がほとんどなく、装着時の痛みもありません。。
<3DRブリッジのしくみ>

隣接する歯を挟み込んで固定するため、しっかりと噛むことができます。

歯の表側と裏側を挟むように3DRをパチンと装着。
ウェルデンツ(ブリッジタイプ)

ウェルデンツは、弾力性と強度のあるポリプロピレンを主成分としたブリッジのよさを兼ね備えた部分入れ歯の一種です。
ポリプロピレンは白いゴムのような素材で、弾力性があり、薄くて軽くて丈夫です。一般的な入れ歯と比較して、取り外しが簡単で、噛んだ時の違和感がないのが特徴です。
欠損している歯の両側を殆ど削らない、または全く削らずに型取りをすることができます。